> TOP>> TOEIC対策>> TOEIC スコア 500 からの勉強法
TOEIC スコア 500前後というのは、英検で2級前後、語彙数で5000語弱程度の状態です。これは、高校卒業程度の英語が理解できている状態に相当します。
TOEICに出てくる文法は、弱点がなければ概ね対応可能で、語彙については、もう一息といったところです。すこし、頑張って語彙力をつけていくことが必要となってきます。
リスニングでも、ある程度聞き取りができていますが、語彙力の不足や、聞き取り時の連音、消失などでうまく聞き取りができていないものがある状態と言えます
また、このスコアには、多くの受験者がひしめいていますから、正答数が多少向上しても、なかなかスコアに結びつきにくい状況になります。ガマンして学習を続けていくと、このボリュームゾーンを抜けて、もう1ステップ上のクラスに行くことができます
この時点から、学習方法を変えてスコアアップに結び付けていくためには、無駄な時間がかかるので、これまでの自分流の学習方法で語彙数を増やして、即答練習を続けるのが効果的です
リーディング強化のために市販のTOEICの語彙力強化の書籍、たとえば旺文社Dialogue 1200/1800等の書籍を利用して頻出単語、熟語を覚えていくことが重要です。
リスニングでは、聞く機会を増やすとともに、音読練習を行います。合わせて、スクリプトがある教材を利用してディクテーション(聞きとった音声を内容に書き取る練習)をおこなって、聞きとれない箇所の明確化を行い、弱点をつぶしていきます
正確に聞きとれない箇所が自分の弱点なので、その原因が語彙力の問題なのか、連音や消失がうまく聞きとれていないのかが分かれば、その部分に集中することができます
マンツーマンレッスンでネイティブ先生の発音にもっと馴れることが必要です。先生に早く喋ってもらう、先生の後についてオーバーラッピングやシャドーイングを行う、等で、リスニング力を強化していきます。
また、このころからは、自分の持っている英語の語彙を使って、表現(スピーキングとライティング)を積極的に行っていく練習をするようにしましょう。たとえば、何かの写真について説明をすることや、簡単なQAのロールプレイ練習などです。
TOEICの中級者・上級者には、聞きとれるけど、話せないという状態の方が少なくありません。話せるようになる練習を少しずつ始めましょう。