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日本人も韓国人も、目上の人に対して尊敬語を使用するところは似ていますが、実は敬語表現の使い方には多少違いがあるため、正しく覚えていないと大失敗をすることがあります。
敬語表現の相違する代表的な例は、身内のものを表現するときの敬語表現の使い方です。
日本語の敬語表現では、身内のものを下げる謙譲語が使用されますが、韓国語の敬語は絶対敬語であるため、自分を中心に目上の人には必ず尊敬語を使います。
例えば、相手に自社の社長を紹介するときに、「이 쪽은 저희 회사 사장님이십니다(こちらは弊社の社長様でいらっしゃいます)」のような言い方をします。上司には必ず「-님(様)」を付けます。
また、ビジネス場面に限らず、家族や知人を紹介する場面においても敬語表現の使い方は同様ですので、間違わないようにしっかり覚えておきましょう。
今回の【会話表現】では、①取引先の相手と挨拶を交わす場面と、②家族を紹介する場面についてまとめました。
言葉の表現に注意しながら、フレーズを覚えてみましょう。
A:안녕하세요. 영업부 대리인 김하나입니다.
いつもお世話になっております。営業部の代理、キムハナです。
B:안녕하세요.대한건설의 마케팅부 과장인 김미영입니다.
いつもお世話になっております。大韓建設のマーケティング部課長のキムミヨンです。
A:이쪽은 저희 회사 대표님이십니다.
こちらは弊社の代表(の方)です。
B:처음 뵙겠습니다.앞으로 잘 부탁드립니다.
はじめまして。これからどうぞよろしくお願いいたします。
A:감 과장님은 영업부에서 오래 근무하셨어요?
キム課長は営業部で長く勤務されていますか。
B:아뇨, 최근에 영업부로 배치받았어요..
いいえ、最近、営業部に御配属されました。
A:김 대리님,저 분은 누구세요?
キム代理、あの方はどなたですか。
B:저희 어머니세요.
私の母です。
A:젊어 보이시네요. 어머니하고 외식을 자주 하세요?
お若くみえますね。お母様と外食はよくしますか。
B:네, 그런 편이이요. 저희 어머니께서 이탈리아 음식을 좋아하셔서요.
はい、良くする方です。私の母はイタリアン料理がお好きなんです。
A:부장님께서는 가족분과 외식 자주 하세요?
部長は、ご家族の方と外食はよくされますか。
B:네, 가끔요.
はい、たまにします。