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語学勉強のためのデジタル活用(第2回)-音声データをスマートフォンにコピーする(USBケーブルでの転送)
始めに
さて、前回は、「語学プレーヤー」をお手持ちのスマートフォンにインストールしてみました。今回は、スマートフォンに語学プレーヤーで使用する音声ファイルをコピーします。
コピーの仕方は大きく分けて2種類です。1つは、スマートフォンとPCをUSBケーブルで使用してスマートフォンにコピーする方法、もう1つはスマートフォンに搭載可能なSDカードに音声データをコピーする方法です。
今回は、前者のUSBケーブル接続でコピーする方法です。
なお、音声ファイルのデータには著作権があります。今回のように自習のために個人的にコピーすることは著作権法の範囲で許されますが、他人に配布したりすることは有償・無償を問わず行うことはできません。
もし、あなたがJSランゲージスクールの生徒であった場合、事務局のエンジニアが作業をお手伝いすることができるので、ご希望の方は事務局にお問い合わせください。
準備するもの
- 語学プレーヤーがインストールされたAndroid スマートフォン
- MP3化された音声ファイル
ここでは、すでにMP3形式となっている音声ファイルがあることを前提としています。一部のテキストでは、WebなどからMP3の音声データをダウンロードすることができます。MP3の音声データが無い場合はPCを使用してMP3音声データを作成することも可能です。
- Windows PC
Macintoshの場合、スマートフォンにファイルを転送する場合、「Android File Transfer」などのソフトウェアが必要になります。ここではWindows
PCを使用する手順を記載し、Windows 7での操作手順を記述します。それ以外のOSバージョンでも大きな差はないはずです。
- USBケーブル
PCとスマートフォンを接続するケーブルです。多くの場合、PC側がAコネクタのオス、スマートフォン側がマイクロBコネクタのオスのケーブルを使用することになると思います。充電専用のケーブルは使用できません。データ転送に使用可能なケーブルを準備してください。
音声データのコピー方法
- Windows
PC上に音声データを準備します。テキストごとにフォルダを作成して音声ファイルをまとめておいておくと良いと思います。また、MP3ファイルのアルバムやタイトルのタグも必要に応じてわかりやすいものに修正しましょう。MP3のタグ修正は、この連載で後ほど記述する予定です。ここでは、American
Headway 1クラス用CDのDisc1の音声ファイルを準備しました。
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スマートフォンにUSBケーブルを接続し、USBケーブルの反対側をPCにつないでスマートフォンとPCを接続します。PCの画面右下に「デバイスをインストールしています」とでる場合がありますが、何もせずそのままおいておきます。
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少し時間がたつと、自動再生の確認がでるので「デバイスを開いてファイルを表示する」を選びます。エクスプローラに「内部ストレージ」が表示されるので、これをダブルクリックするとスマートフォン内のディレクトリ、ファイルが表示されます。1.で準備したファイルを任意の場所にコピーしてください。以下の例では、スマートフォンの「内部ストレージ」の中に「student_CD」というフォルダを作り、その中にコピーすることにします。
- まず「内部ストレージ」をダブルクリックして、内部ストレージを開きます。
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右側のペインで右クリックし、メニューを表示して「新規フォルダー」を選択します。「内部ストレージ」内に「新規フォルダー」というフォルダができるので、フォルダ名をクリックして、「student_CD」に名前を変更します。
- コピー元の音声ファイルが格納されたフォルダをエクスプローラで選択し、右クリックで「コピー」を選びます。
- 再度、エクスプローラで「内部ストレージ」を表示して、「student_CD」フォルダで右クリックで「貼り付け」を選ぶと、ファイルのコピーが始まります。コピーの完了を待ちます。
- コピーが完了すれば、USBケーブルを抜いてください。
- 語学プレーヤーを起動します。
- 画面上部の「アルバム」をタップします。アルバムのリストにコピーしたファイルがあれば、正常にコピーできています。
次回
次回は、音声データをSDカード経由でスマートフォンにコピーする方法を紹介します。
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